前回は、洗浄に関してでした。洗い方とか、シャンプー液の量とかも本当は注意すべきなんだけど、字数多くなるので割愛しました。興味のある方は調べてみてください。
で、今回は「ドライ」に関してです。
(2)ドライ髪を乾かす段階(ヘアーブローなんて言います)ですここはさらに2つの段階に分かれます。
1.乾かすまず、タオルで水分を十分に拭き取ってください。
そうするとドライヤーをあてる時間が短縮できるので髪が傷みにくくなります。
(髪を傷めないようにかなりの時間自然乾燥に任せる方がいらっしゃるらしいですが、濡れてる状態が長いのは髪を痛める要因になると聞いたことがあります。注意)
で、ドライヤーで大雑把に乾かすのですが、注意点三つ
①長時間同じところに当てない
一気に乾かすために、ドライヤーの「強」や「ターボ」の状態で使うのですが、あまりに髪の温度が上がってしまうと髪や頭皮を痛める原因になります。
頭から近い位置であてないで、20cmぐらい離して細かく動かしつつ使うようにしましょう。
②目標の髪型を意識する
この段階から髪型の最終形態を意識します。
例えば、目標とする髪型の流れに沿って、髪を流しつつ乾かしたりあるいは、髪を立てたいところは自然な髪の流れと逆に当てたり、頭頂部であれば髪を左右からあてたり、指で引っ張りながら立てた状態で当てたりします。
これは、なれないとどういう癖がついてくれるかわからないところもありますので、普段から意識して自分なりのやり方を調べるようにしましょう。
ちょっと下アドバイスですが、髪を、前、後ろ、左右、トップの5つのブロックに分けて乾かしていくといいです。
そうすることによって、横はこういう感じ、トップはこうとか、はっきりとやり方を意識して乾かすことができます。
③8割り程度の乾燥
本格的なセットは、風の弱い状態で行いますので、この段階では8割り、9割りぐらいまで乾かして、水分を多少残す状態で止めておきましょう。
2.セットしつつ乾かす。この段階は、上に続いて少し濡れている程度の状態からスタートします。
*この段階では特にだいぶ乾いていますので、髪の温度が上がりやす状態にあります。温度の上げすぎは絶対に避けましょう。
この段階でのブローが髪型セットの半分を決めるといっても過言ではありません。
まず、温度は低め、「弱」のような設定でドライヤーを使います。
で、「
流す方向」と「
立てるところ」「
伸ばすところ」の三つに気をつけます。
流す方向は、目標の髪型の髪の流れに沿ってドライヤを当てます。手ぐしで流しながら、目標の髪の流れにそって風を送り込みます。流れに癖がついたら、ドライヤーを「冷風モード」にして、その流れを固定します。温風で形を作って、冷風で固めるイメージです。
立てるところは髪を上に指で引っ張りながらドライヤを当てます。自然にできる髪の流れと逆方向から当てるとより立ちやすくなります。ただし、その場合当てすぎると不自然になるので注意。前記同様、癖がついた「冷風」で固めます。
伸ばすところというのは、パーマやくせっ毛の人が、髪をストレート気味にするためにやるブローです(テンションブローとかといいます)。こちらは流す方向を意識しながら、髪先を指に挟んで(弱めに!!!)引っ張りながら温風を当てていきます。形ができたら「冷風」で固めます。
言うまでもなく、引っ張りすぎると髪が抜けたりするので力を入れすぎないように。それだけでなく、引っ張る力がつよいとまっすぐにすらなってくれません。
基本的にはこれで終わりですが、一部の人には続きます。。
天パ!そう、何を隠そう私も超強力な天パラーの一員ですw
で、天パは天パで生かした髪型というのがあるのですが、場合によってはストレートにしたいときもあるとおもいます。
天パが似合わない場合とか!、、、、私のことです
そういう場合は、ストレートにしちゃいましょう!
もちろん、ストパーをかける方もいらっしゃるとおもいますが、「うわ、なにこれ不自然」とおもうこともあるでしょう。あるいは、髪をそこまで痛めたくないというかたも。
そういう場合はこれ
ストレートアイロンとか、ヘアアイロンとか言われているものです。
姉妹がいらっしゃるかたは見たことがあるのではないでしょうか。あるいは、今だと男性でも、だいぶ持っている方が増えましたね
そのまま、髪をまっすぐにする器具です。
薬局やドンキホーテ、大型スーパーなんかにおいてます。
温度の高めのものを買うといいでしょう。
使い方は簡単で、髪が乾いている状態で挟んで伸ばすだけです、、
が、結構奥が深いです。
順次使い方を説明していきます。
まず、絶対に
きちんと乾いた状態の髪に使いようにしてください。
説明書にも書いてますが、濡れているかみに使うと髪の内部の水分が沸騰して、とんでもなく髪を痛めます。
さらに、一箇所に停めて使うのもやめましょう。
髪の温度が高くなりすぎます。同じところを続けてやるのも同様です。
というか、続けてやれば、髪が熱すぎて手で持てなくなるので(笑)
で、基本的には、
①ながれに垂直な毛の束(厚さ5ミリ程度。この束をレイヤーと言います。)をクシのお尻の方(細い棒状の部分)でとって、ゆびでつかみ、さらにそれにクシをとおして指で掴む。
といってもわかりにくいですね(笑)
側頭部を例にあげます。
(・・・笑わないでください)
側頭部の毛はは前に流すのでなければ、したの方に流しますよね(図の矢印の方向)。で、それに垂直な方向なので、図の長方形のような毛の束をクシの後ろの棒のところを駆使してとります。
で、取った毛束に一旦クシをかけてきちんと揃わせるのです。
ここまでが①です
②次にこの束の根元をストレートアイロンで挟んで、毛先側に移動させる。
この時、手早く行うようにしてください。
あと、ポイントですが、頭の形にそって、少し丸みを持たせてうごかすと良いです。
そのようにすれば、ストパーをかけたときのような不自然さはだいぶなくなります。
この①②をストレートをかけたい部分全体に行うのですが、ここで問題となるのが「
伸ばし残し」!!!
ふつうにやっていくと伸ばし残しのないようにかけるのには練習が必要となります。
ここで役に立つのが「
コンコルド」とか「
ダッカール」です
コンコルドというのは
↑こんなやつで
ダッカールというのは
↑こんなやつ
簡単に言うと、着脱が簡単な、ヘアクリップみたいなものです。
どちらも、数百円で買えるので持っておいて損はないでしょう(薬局に売っているのかな?)
これをつかって、まだや伸ばしていない髪と伸ばした髪を分けてストレートアイロンをあてていきます。
この場合もドライのところで述べたように場所ごとに分けて(ブロッキングといいます)、当てていくのが良いです。特に、下から上にやれば、既に伸ばした髪はこれから当てたい髪の下にきますので邪魔にならなくていいと思います。
で、私の場合を例にしますが、まず横をのばしていきます。
この場合邪魔になるのが、頭頂部の髪と前髪ですので、ダッカールあるいはコンコルド(*)で固定して邪魔にならないようにします。
で、一番したの髪以外の髪をまた、ダッカールまたはコンコルド(**)で固定しておいて、残った一番下の髪を①②の手順に従い伸ばします。いとつの束は横幅2~3cmにとるので、何度かに分けてレイヤーを平行移動させながら伸ばしていきます。
伸ばしたら、(**)のダッカールを上に5mmぐらい上にずらして、新たに出てきた(ダッカールで固定されていない)まだやっていない髪をアイロンで伸ばします。
で、横が終わったら(*)のダッカールまたはコンコルドを外して、もう逆サイドの横を同じようにやっていきます。次に前をやって(必要であれば後ろも)、頭頂部(トップ)に当てていきます。
これで完成です。
はっきりいって、はじめは時間がめちゃくちゃかかります(笑)
でも、なれてこれば10分もかからないでできるようになるので、練習が必要です。
ちょっと長くなってしまいましたがドライに関しては以上です。
読んでみて、なかなか手間がかかるとおもった方もいらっしゃるでしょう。
でも、手間がかかるってことはそれだけ「
他のひとと差をつける余地がある」ということです。
慣れていない人は、いきなり本番で試すのではなく、家でお風呂上がりにでも練習しておくといいですよ♪
今回は以上です、ではでは~
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髪のセット方法その3◆
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