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(3)スタイリング
前回までに、ブローでおおよその髪型を作りました。
この時点で、髪型のセットを終わらせるかたもいらっしゃいますが、多くの方はさらに、ワックスやスプレーなどを使って整える段階に入るでしょう。

で、セットをするのにどんな整髪料があるか、主なものを紹介します。

ワックス
・・・まず、ワックスには硬さの違いがあります。ハードやノーマルと書いてあったりしますが、ハードというのは固くがっちりとセットするタイプのもので、キープ力があります。ノーマルは固くセットするわけではありませんが、サラサラと自然に動く髪型を作ることができます。
次に、毛質による違いもあります。商品によっては「くせっ毛向け」とか、「直毛向け」など書いてあったりします。同様に髪の長さの違いで、向き不向きが書いてある商品もあります。参考にするといいと思います。
あと、注意するのはマットタイプかどうか。マットタイプというのは、ワックスの艶を抑えてより自然な髪型にできるタイプのものです。もちろん、マットタイプでなくても艶が少ないものもあるので試してみるのがいいでしょう。
とくに、最近の流行りでは艶はないほうが好まれるようです。
おすすめはこれ↓

GATSBYのワックスは髪質や髪の長さそれにキープ力など、かなり細かく細分化商品があるのでおすすめです。

あとは、アリミノの↓のシリーズ

さすが美容室で多く使われるだけあって、すぐれものだと思います。

ジェル
ゼリー状の整髪料です。ほとんどのものが、かなり強いキープ力があるのですが、明らかに「つけてるな」ってわかる感じになってしまい、最近ではあまり使われません。
ただ、頭頂部の立たせたい部分など、部分的に固めたいところ（目立たないように）に使うのはかなり有効です。

スプレー
スプレータイプのものでは、そのままスプレーのもととミストタイプのものがあります。どちらも、ハードやライト（「ふんわり」とか書いている場合もあります）といった区別があったり、あるいは再セットできるタイプのものもあります。
ミストタイプで一番有名なのはウーノのFOG BARではないでしょうか↓

ミストタイプの弱点として、スプレーよりも固める力が弱いことに注意しましょう。
ただ、クセ毛や天パの人が癖を生かした髪型にするのにかなり役に立ちます。とても、自然でなおかつ少し崩れても簡単に再セットできるのがイイ！！

あと、スプレータイプのハードのものでオススメはケープのロック

キープ力だけで言えばかなり最強レベルだとおもいます。
とくに、癖を伸ばしてストレートぎみにしたり、無理な立たせ方をしている人は、これを使えば長時間形を維持できます。


と、まあ整髪料の紹介はこんなところで、つぎに実際に付け方を述べます。

ワックスをつける方はまずワックスを適量（手の小指一番うえの関節より上分ぐらい）を手に取り、手全体に伸ばします。
手全体というのは指と指のあいだも入ります。
で、ワックスの色が透明になり、また、べたべたからぬるぬるぐらいまで柔くなったら、髪全体になじませます。
次に、細かいところの調整・セットをおこなって終了ですが、なじませてからセットするまでに固まらないように、て早く行う必要があります。
また、微調整を行うときにワックスが足りないなとおもったら、付け足すのではなく、手をすりあわせて、手の中に残ったワックスを利用するようにしてください。
ワックスのつけすぎは、ワックス自身の重さで毛が倒れてしまうため毛の立ちを悪くし（特に毛質の柔らかい人）、また、不自然さもまします。べたべたしすぎないよう気をつけてください。
硬毛気味の人は、ハードのものを使うようにするといいです。

毛を立たせたい人は、立たせる箇所を毛束でとって、上に抜けるように束に塗るといいです。また束に塗ったあと、クシで、毛先から、根元の方に向かってとぐと（逆毛をつくるとかといいます）、何本かの毛が根元の方に集まって毛束を支えてくれるのでより立ちやすくなります。
それでも、ダメな人は、まず、カットの段階で気をつけるようにしましょう。
美容師さんにトップを立たせたいといえば、髪をすいて立ちやすいようにしてくれます。髪をすくと短い髪が長い髪を支えてくれるからです。

髪を散らす部分は、まずその部分をギュッと根元まで掴んでください。次に、手を広げながら毛先の方へ左右に揺らしつつ徐々にはなしていくと、自然に髪がちってくれます。
また、ちらしたけれでももっさくなってしまう場合には、上と同様、美容師さんに相談すれば、すいたり切り方を調整することで、シャープでエアリーな散り方の髪に整えれるようにしてくれます。

流れをつける部分は、手ぐしで根元から毛先につけたい流れにそって流していくだけでつくはずです。

だいぶ前から流行ってますが、毛束感をつけるのもありです。毛束感というのは読んで字のごとく、毛が束になっているような感じに見せることです。下の写真なんかだと分かりやすのではないでしょうか


これは色々なやり方があるのですが、毛束をとって毛先を掴んで、さらにそれをねじると束がつくりやすいとおもいます。
この時、ねじる回転方向によって、束の向きも変わってしまうので気をつけてください。


さて、ここまで読んで実践してみてもうまくいかないかたもいらっしゃると思います。
すこし注意点をのべます。

・美容師さんに学ぶ
私の場合は、家族にも美容師がおりまた友人にも美容師がたくさんいるので、髪型のことに関しては（ありがたいことに）かなり簡単に聞ける状況にあります。
しかし、そうでない場合はプロのやり方を学べるのはyoutubeなどの動画を除いては、美容室がほとんどだとおもいます。
ですので、美容室に行って美容師さんがセットしているときは目を注意深く見ることにしましょう！
かなりいろんなテクニックが使われて髪型が構成されています。しかも、個人個人にあわせて。
「ん？いま何した？」とか「これは何のためにしてる作業だ」と思ったら、質問しまくりましょう。
美容師さんに話しにくい方もいらっしゃるかと思いますが、それこそ、そこでコミュニケーションをとれる練習が一個増えたとおもって、おもいきって話しかけたほうがいいです。

・スプレー・ジェルをつかう。
とくにワックスの量が多いわけでもなく、美容師さんにもきちんとすいてもらったのに毛がたたないとか、すぐに癖がもとにもどってしまう、なんてこともあるかと思います。
こんな時は、ワックスで外形をつくったあとキープ力の高いスプレーやジェルでがっちりとかためるのも良いです。
ジェルは全体につけてしまうと、あまりにも不自然さが出てしまうので、自然さを重視するかたは立たせたい箇所にわかりにくようにつけるようにしましょう。
スプレーも、ジェルほどではないですがつけすぎると艶が出すぎてしまうので注意です。離してさらっとつかうようにしましょう。
また、スプレーをつけても時間がたてば寝てしまう時もあります。こんなときは、ワックス→スプレーで形をつくって、しばらく放置します。そうすると思い通りにならない場所、時間が経つと辺になる場所がわかるので、その場所にもう一度スプレーをします。
もちろん二度付をするとそれだけ、艶が出すぎてしまうので、かけすぎないように注意してください。

・禿げている人
オデコが広い場合は、髪を伸ばしつつ前の方に流す髪型をとるといいです。ただ、不自然にならない程度にしなければなりません。
不自然というのは↓のような髪型です。


わかりますか？いかにも、「髪を前に持ってきています」というのが出ている髪型です。
（余談ですが、このかた、アメリカの不動産王で有名な超大金持ちドナルド・トランプ氏です。ミス・ユニバースを始めたのもこの人です。こんな髪型でも奥さんがめちゃめちゃキレイ。金の力は偉大だw）
少しコツですが、一番伸ばすのは前髪ではなく、前髪の2～3センチ後ろにしましょう。
というのは、普通に伸ばしても、前髪の生え際が見えてしまうので、ハゲでロン毛という落ち武者のようなスタイルになります。そのため、前髪の生え際を隠せるように少し後ろの髪を伸ばすのがいいです。

頭頂部がハゲている方・・・・・だいたい3択しかないとおもいます
短くするか、隠すか、生やすか。
よくあるのが、全部剃ってスキンにしてしまうことですね。
ただ、似合う人が少なすぎるのでおすすめできません。

隠すのも、頭頂部だと髪を伸ばすのではどうすることもありません。
あまり詳しくありませんが、直接見た中で一番すごいな！とおもったのはこれです

さすが、アデランスといったところでしょうか・・・

生やすのは、知っている方がいたら教えて欲しいぐらいです。
iPS細胞の今後の応用に期待します（笑）
どこまで参考になるかわかりませんが、一応こちらのページに育毛剤のランキングが載っていますので、気になる方はご参照ください。

髪型に関してはこれくらいで終わりにしたいとおもいます。
また、特別に書くことがあれば載せますので～

ではでは＾＾
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